Road Tunnels Manual
非常口は、緊急時にトンネル利用者を通行中のトンネルから安全な場所へ徒歩で避難させることを目的に、ごく短いトンネルを除きすべてのトンネルに設置されている。短いトンネルの場合、坑口が非常口と成りえるが、 ほとんどのトンネルでは、トンネル利用者が安全な場所に到達するための距離を短縮するため、非常口を設ける必要がある。
非常口は、以下のさまざまな方法で設置されている。
図7.1-1は、縦流換気方式の一方通向トンネルにおける典型的な避難パターンを示している。.
非常口の適切な設置間隔は以下の項目に依存する:
最適な非常口間隔は、一般的に100から500メートルとされている。
以下の設計原則が重要である。
図7.1-2には、非常口の適切な設計を示 している。
非常口に関するさらなる議論は、 技術レポート1999 05.05.B"道路トンネルにおける火災と煙の制御" にあり、技術レポート2007 05.16.B"道路トンネルにおけるシステムと機器の火災と煙の制御" は、より詳細で最新のものである。