道路トンネルのマニュアル
典型的な道路トンネルの断面形状は、長方形または円形であり、その形状は建設方法に大きく依存する。 表6.1-1に、典型的な断面形状と対応するトンネル工法を示す。
トンネル断面の寸法は、交通に必要とされる断面の大きさに依存する。 これらは、次の項によって変化する。
国際的には、上記の対応は大きく異なっている。 また、それぞれの国内においても、対応が異なっており、時間とともに進展している。
N° | 断面形状 | 典型的なトンネル工法 | コメント |
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1 | 円形 | シールドトンネル・トンネルボーリングマシン (TBM) | 日本では、最近の矩 形断面にも適用拡大 |
2 | 矩形 | 沈埋トンネル | 米国では円形断面となる |
3 | 矩形 | 開削トンネル | プレキャスト技術の向上により、上半が円形断面の事例がある |
4 | 馬蹄形 | 爆破工法 | 岩地山に適用 |
5 | インバート付き複合円形 | 従来からある掘削方法 | 岩地山では、馬蹄形が通常 |