Manuel des tunnels routiers

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6. 幾何構造

このマニュアルの "戦略的課題"の章で広範囲に述べたように、幾何構造特性は、トンネルの構想段階、さらにいうとトンネルを有する路線の構想段階の最も早い時期に規定する必要がある。

これらの特性はかなり異なる性質からなり、次のカテゴリに分類できる。

  • 掘削工法と断面の関係
  • 交通容量に関連する理論的概念
  • トンネル内の道路の一般的な設定条件:車道数および車線、車道外の規定(側方および中央部)、上部空間、最大勾配、水平および垂直方向の最小影響範囲、横断勾配、 トンネル内空の横断方向の詳細な形状:車線と車道外規定の幅、内空断面の一部として、掘削工法により必要とされる上部空間や安全確保のために設置される設備:非常駐車帯、緊急レーン(路肩)、緊急用凹部、安全柵や防護柵、安全上の凹部等
  • 断面外に構築される他の施設等の個別の幾何構造特性:非常口、避難通路、バイパス(集塵坑)、交差連結部等
  • 安全に関する幾何構造の影響

この章は、主に技術レポート05.11.B"一方通行道路トンネルの断面形状"05.12.B"対面通行道路トンネルの断面の設計" に基づいて述べている。

トンネル工法と断面の関係では、 トンネル工法と断面の関係を述べている。

トンネルの理論および実用交通容量では、交通容量に関係する理論的な概念について概説している。

一般的な幾何構造と各国の例では、 幾つかの国で用いられている道路の一般的な幾何構造(主要な数値を含む)の規定について述べており、またトンネル以内では、規制されるべき最急勾配の規定を除き、あかり部の幾何構造に最大限従うべきであると主張している。

幅員構成では、一方通行トンネルだけでなく対面通行トンネルの車道の横断規定を扱っている。

垂直クリアランスは、 トンネルの垂直方向のクリアランスにについて述べている。

緊急レーン、車道外域幾何構造とその他の構成要素は、 緊急レーン(路肩)や側方余裕の機能、トンネルに沿って設置されている様々な安全施設について述べている。

貢献者

この章の執筆者は、Willy De Lathauwer(Belgium)( ITA の代表としてC4委員会の準委員)である。

Fathi Tarada (UK) が校閲。

日本語版は,大津敏郎(東日本高速道路(株))が翻訳,真下英人(国土技術政策総合研究所)が校閲,日下敦((国研)土木研究所)が変換作業を担当した.

Références

No reference sources found.